
口臭や虫歯の予防対策の一つとして役立つのが「緑茶」です。
口臭はなかなか自分では気づけないもの
周りの人が気づいたとしてもやはり本人には伝えにくいものです。
日ごろのちょっとしたお口のケアできれいな息にしたいですよね。
実は、緑茶をよく飲んでいる人は体臭が少ないという話も・・・
そこで日本人になじみ深い緑茶を役立てましょう。
【 口臭の主な原因 】
1.口の中の細菌が食物に含まれるたんぱく質を分解する過程で出るガスの臭い
2.唾液の分泌が減るとにおいが出やすい
3.舌苔や歯周病など口の中のトラブルの場合
4.ニンニクなど強いにおいが含まれた食事の後
5.その他口以外に原因がある時
【 虫歯の主な原因 】
虫歯の原因菌であるミュータンス菌が、食べかすの中の糖質(ショ糖や麦芽糖)を分解して乳酸を作ります。この酸によって歯のカルシウムが溶け出し虫歯となっていきます。また、虫歯があることにより口臭が発生することもあります。
「緑茶で風邪やインフルエンザを予防しよう」でも書きましたが、緑茶の渋み成分であるカテキンは体内で実に様々な作用をしてくれます。
*抗菌・殺菌作用
*抗ウイルス作用
*消臭作用
*血糖値の上昇を抑える
*血圧降下作用
*リラックス作用
など他にもまだまだあります。
このように様々な作用がある緑茶ですが、どのように口臭や虫歯に効果があるのでしょうか。
もちろん一番即効性があるのは歯磨きですが、仕事中や外出中にはすぐにできないものです。
そんな時は、緑茶に含まれるカテキンの抗菌・殺菌・消臭作用を利用しましょう。
口臭の原因となる口の中の細菌の増殖を抑えたり、口臭の原因物質とくっつくことで消臭効果を発揮します。
さらに口の中の食べかすを洗い流すことにより、細菌の餌を減らす目的もあります。
では虫歯には?
殺菌作用のあるカテキンが、虫歯の原因菌であるミュータンス菌などの増殖を抑え、虫歯の予防に効果的だと言われています。
口臭・虫歯を防ぐにはまず口の中を清潔にすることが大切です。
毎日の歯みがきをしっかり行い、定期的に歯科でチェックしてもらいましょう。
さらに予防対策として緑茶の利用をおすすめします。
緑茶カテキンの殺菌・抗菌・消臭作用を利用します。
食後に緑茶を飲むと、口の中の細菌を減らしてくれると共に、残った細菌の増殖を防ぎ、口臭や虫歯の予防にもつながります。
緑茶で口をすすぐだけでもかなり違ってきます。
特にお休み前の歯磨きをした後に、緑茶で口をゆすぐと効果的です。ゆすいだ後は水でゆすがないようにしてください。
2.緑茶で口をゆすぎましょう。
ただし、緑茶にはカフェインが入っており、カフェインには利尿作用があります。そのため飲みすぎると口が乾くことがあるので、逆効果になることもあります。口臭や虫歯の予防になるからといってガバガバと飲みすぎないように注意して下さい。
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