
化粧水をつけるとき、コットンを使いますか?手でつけますか?どちらが正解?
これはつや肌流の講習会でもよく聞かれる質問です。
私が思うに「永遠のテーマ」かもしれません。
結論から言うと、どちらでもよし!
ただし自分のお肌と相談してからですが・・・
では、「コットンと手」どちらが良いか、各メリットとデメリットを比べてみましょう。
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【コットン派のメリットとデメリット】
【手でつける派のメリットとデメリット】
【結局 コットン?手?どちらがいいの?】
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化粧水をコットンでつけるメリットとデメリットをみてみましょう。
【 メリット 】
■ 肌にムラなくなじませることができる
■ 乾燥しがちな目元、口元、小鼻の周りなどにもしっかり密着できる
顔には細かな凹凸があり、特に目元や口元、小鼻の周りなどすべてに均一に化粧水をぬるためには、コットンで優しくなじませるのが効果的だといわれています。
【 デメリット 】
■ 肌に摩擦を与えてしまうことがある
■ たたく刺激が赤ら顔やシミの原因になる場合がある
■ 乾燥肌や敏感肌の人には肌荒れの原因になる場合がある
■ 化粧水の使用量が多くなる
コットンを使う人は、お肌をパタパタとパッティングして、化粧水を少しでも肌に浸透させようする人が多いようですが、たたくという刺激は、長期で続けると、赤ら顔やシミの原因になることがあります。
もちろんパッティングをしなくても、コットンを滑らせるだけでも、コットンの摩擦が肌への刺激となってしまい、特に乾燥肌や敏感肌の人には肌荒れの原因になってしまうことがあります。
肌への刺激を少しでも減らすためには、化粧水をコットンにたっぷりと含ませることが大切です。
ただ、そうするとどうしても使用量が多くなってしまいます。
化粧水を手でつけるメリットとデメリットをみてみましょう。
【 メリット 】
■ 摩擦がなく肌に優しい
■ 手で温めながらつけることができる
■ 化粧水を使う分だけ出すことができる
手で直接なじませるので、肌への摩擦が少なく、肌に優しいつけ方です。
特に、敏感肌の人は肌が荒れやすいのでおすすめです。
また、化粧水を使う分だけ出すことができるので、経済的でもあります。
特に美容液などをつける場合は、手で顔全体を包み込み、温めながら浸透させることができるのも良い点ですね。
【 デメリット 】
■ 塗りムラができやすい
■ 目元、口元、小鼻の周りなど凹凸のある部分になじませにくい
■ 手からこぼれやすい
顔には細かな凹凸があるため、化粧水を手でつけるだけでは、細かな部分までは届かない場合があるので、塗りムラができやすくなります。
さらに手のひらに直接のせるため、ぽたぽたとこぼれてしまうこともあるかもしれません。
結局、コットンと手、どちらが正解なの?
答えはどちらでもOK!
ただし、乾燥肌で肌荒れがしやすい人や、敏感肌・トラブル肌の人は手でつけることをおすすめします。
【 コットンがおすすめな人 】
■ 顔全体にムラなくぬりたい人
■ 目元、口元、小鼻の周りなどを念入りにお手入れしたい人
■ お肌にトラブルを抱えていない人
■ 化粧水を毎日たっぷり使える人
化粧水をコットンで塗るときのポイントは「たっぷり含ませる」ということ。
もったいないからといって、コットンに少ししか含ませずにお手入れすると、コットンの摩擦が刺激となって、肌荒れの原因になることがあります。
化粧水はコットンにたっぷり含ませてから、顔の隅々まで念入りに、そして優しく押し込むするようにつけましょう。
また、コットン選びも大切です。
手触りの優しい、毛羽立ちにくいコットンを選んでください。
【 手でつけたほうがいい人 】
■ 乾燥肌で肌荒れしやすい人
■ 敏感肌、トラブル肌の人
■ 肌が刺激や摩擦に弱い人
■ 化粧水を無駄なく使いたい人
乾燥肌で肌荒れしやすい人、敏感肌、トラブル肌の人は手でお手入れすることをおすすめします。
手で優しく、包み込むようになじませてあげてください。
最後に手のひらで顔全体を包み込むようにして温めると、血行も良くなり、顔全体が明るく見えてきます。
コットンと手、どちらでつけるのも正解です。
それぞれのメリットとデメリットを知り、自分の肌と相談しながらお手入れしていきましょう。