シミ対策のためのお手入れ方法

 

 
 
鏡に映ったそのシミ、消したいですよね。
 
実は私、数年前にシミが徐々に現れ、ひどい時は数センチの丸い斑点が頬にくっきりと出ていました。しかも数か所です💦 急いでシミ対策に乗り出し、『美白化粧水』と『シミ撃退ピンポイント化粧水』を手作りして、しっかりとお手入れを始めました。
 
今では、よ~くよ~く見ないとわからないくらいにとても薄くなっています。(これは本当にうれしいです💛)
 
私のようにくっきりと大きくできてしまったシミは、薄くなるのに少し時間がかかりますが、でも今から始めると始めないでは5年後、10年後のお肌が全く変わってきます。
 
さぁ、きょうからあなたもシミ対策のスタートです。
 
 
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【シミはどうしてできるの?】
【シミを作らないためのお手入れ方法】
【できてしまったシミにはこれ!】
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シミはどうしてできるの?

 
 
シミの大きな原因は紫外線だということはみなさんもうご存じですね。
 
では、シミの原因の約80%は紫外線ですが、残りの20%は何だと思いますか?
 
答えは・・・ホルモンバランスの乱れや睡眠不足、ニキビや傷の痕、お肌にあわない化粧品、加齢などです。また、そばかすもシミの一種だと考えられています。
 
 
ここでは紫外線によるシミについてお話します。
 
紫外線によるシミは医学用語では「老人性色素斑」または「日光性黒子」と言います。ちょっとイヤな名前ですね。日々浴びてきた紫外線が積み重なってできるシミです。頬骨のまわりからでき始めることが多く、数ミリから数センチの丸い斑点です。最初は薄いのですが、少しずつ濃くなっていきます。
 
では、シミのできるメカニズムを見ていきましょう。
 
 

 
 
➀肌に紫外線があたると、お肌を守ろうとして情報伝達物質(エンドセリン)が分泌されます。
 
➁この情報伝達物質はメラノサイトに「メラニンを作れ」と命令します。
 
➂メラノサイトで作られたメラニン色素は皮膚の表皮まで運ばれます。
 
➃黒色のメラニン色素は、本来は皮膚のターンオーバーによって排出されます。しかし、紫外線を浴び続けたり、加齢により肌の代謝の機能が低下したりすると、排出されずに肌に残り、色素が沈着してシミになります。
 
 

 
 
シミ、しわの原因となる紫外線について少し知っておきましょう。
 
紫外線には波長によってA波(UV-A)とB波(UV-B)、C波(UV-C)に分かれますが、C波は大気層で吸収されるので地表には届きません。
 
 
■A波(UV-A)ってなに?
 
太陽の紫外線の約90%を占めており、弱い作用ですが、お肌にじんわりと影響を与えます。肌の奥の真皮層まで届き、コラーゲン線維を固くし、しわやたるみの原因となります。さらに、メラノサイトに働きかけてメラニン色素を過剰に作らせれしまいます。また、雲も通り抜けるので、曇りの日でも注意が必要です。
 
 
■B波(UV-B)ってなに?
 
太陽から届く量は少ないのですが、作用が強く、肌が赤くなるサンバーン(日焼けによるヒリヒリとした炎症)を起こします。また、メラニン色素を増加させシミを増やします。肌の細胞を傷つけることもあるので、十分に注意が必要です。
 
 
 

シミを作らないためのお手入れ方法

 
 

 
 
シミを作らないようにするには、紫外線にあたらなければいいのですが、全くあたらないという事は不可能ですし、まったくお日さまのもとに出ないなんて不健康なだけですね。
 
 
では紫外線からお肌を守るには?
 
そう、日焼け止めですね。ぬり忘れた部分のないよう丁寧にぬります。特に襟足、デコルテライン、胸元などは忘れやすいので気をつけてください。また、日焼け止めは2~3時間おきにぬりなおすことも大切です。
 
さらに紫外線が強い日は帽子、サングラス、日傘などを併用してください。
 
今、紫外線対策をしているのは、5年後、10年後のお肌にシミが現れないようにする大切なお手入れです。
 
 

 
 
≪日焼け止めの選び方≫
 
 
日焼け止めには「SPF」「PA」という数値が書いてあります。必ず両方を確認して選びましょう。また敏感肌やトラブル肌の場合は、日焼け止めがお肌に影響を及ぼすこともあるので、数値の低いものをおすすめしますが、レジャーの時などは帽子や上着、日傘などをプラスしてください。
 
できれば国内の化粧品メーカーさんの商品をおすすめします。国内の化粧品メーカーさんの商品は世界でもとっても優秀な商品を作ってくださっています。
海外メーカーさんの物に比べて、国内開発の商品は、日本人のお肌の事を熟知し、日本人のお肌にあう商品を作るようにしていますので、UV関係の商品は日本メーカーで、できれば国内製造品がおすすめです。
 
 
■SPFってなに?
 
「Sun Protection Factor」の略で、紫外線B波(UVB)を防ぎます。
SPF10の場合、なにもぬらずにサンバーン(日焼けによるヒリヒリとした炎症)を起こすまでの時間を10倍にのばすという意味です。数値が大きい方が効果が高くなります。
 
 
■PAってなに?
 
「Protection grade of UVA」の略で、紫外線A波(UVA)を防ぎます。
PA+からPA++++まであり、数値ではなく「+」の数が多い方が効果が高くなります。

 
 
 

できてしまったシミにはこれ!

 
 

 
 
さぁ、いよいよ本題です。私のシミを消してくれたお手入れ方法をお教えしちゃいます。まずはシミに効果的な美白成分をご紹介します。
 
 
≪シミに効果的な美肌成分≫
 
 
■ビタミンC(アスコルビン酸)
 
シミ対策と言えばなんといってもビタミンCです。
最近ではビタミンCの構造を少し変えて、お肌に浸透しやすく安定させたビタミンC誘導体がよく知られています。私はビタミンCの方が愛着があり、今も使用していますが、どちらを使ってもいいと思います。
ビタミンCはアスコルビン酸ともいい、レモンやオレンジなどの果実や野菜などに含まれています。メラニンの合成を抑え、沈着を取り除いてくれたり、他にもコラーゲンの生成を促す作用があります。
 
■カモミールエキス
 
ハーブティーでよく知られているカモミール(和名カミツレ)から抽出された成分。メラノサイトの活性化を抑えるだけでなく、メラノサイトに「メラニンを作れ」と命令するエンドセリンの働きを抑え、メラニン色素を作らないようにする美白成分です。美白化粧水によく加えられています。
カモミラエキスやカモミラETと同じ。抗炎症作用もあります。
 
■紫玄米エキス
 
紫玄米という古代米から抽出された成分で、ちょっとレアものです。紫色をしているのですが、ブルーベリーと同じフラボノイドの一種です。抗酸化作用が高く、ホワイトニング効果もあります。紫玄米の美白作用は、少し時間がかかるのですが、じんわりじんわりとお肌の中の黒色細胞メラニンを作らないようにしてくれます。しわ対策にも効果があります。
 
 
 
他にもいろいろあるのですが、私はこの3種類の美白成分を加えた「シミ撃退 ピンポイント化粧水」を手作りし、シミにピンポイントでぬっていきました。さらに手作りした「美白のためのホワイトニング化粧水」をお休み前に顔全体にしっかりとぬります。お薬ではないのですぐには効果は見えませんが、少しずつ薄くなっていきました!
*ただしビタミンCをぬった後は紫外線にあたらいないようにしましょう。ビタミンCは入浴後やお休み前に使ってください。
 
気になる人はぜひ手作りしてみてください。
 
➤シミ撃退 ピンポイント化粧水の作り方
 
➤美白のためのホワイトニング化粧水の作り方
 


 
手作りはちょっとムリかも・・・っていう人は、市販の美白化粧水や美白美容液でもOK!
ただし美白化粧水を購入するときは、必ず全成分表をチェックして、美白成分が含まれていることを確認しましょう。何となく白くなるイメージだけをうたっている商品もあるので、しっかりチェックすることが大切です。
 
市販の美白化粧水によく含まれている美白成分はビタミンC(アスコルビン酸)、カモミールエキス(カモミラET)、プラセンタエキス、アルブチン、トラネキサム酸・・・などがあります。それぞれホワイトニング作用があります。
 
 
➤つやつや素肌のための正しいお手入れ方法

 

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