えごま油はシソ科の植物「エゴマ(荏胡麻)」の種子からとれるオイル
必須脂肪酸の一種であるα-リノレン酸(オメガ3系脂肪酸)を豊富に含んでいるオイルで、脂肪酸の構成はアマニ油とよく似ています。
アマニ油と同様に健康のために食べることで様々な効果がありますが、食べるだけでなく、アトピー性皮膚炎などの緩和にも効果的だといわれています。
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【えごま油の特徴】
【えごま油と美肌】
【えごま油の効果的な使い方】
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えごま油は一年草のシソ科の植物エゴマの種子を圧搾して抽出されるオイルで、しそ油とも呼ばれています。えごまとゴマ(胡麻)とは全く異なる種類です。シソ科特有のくせのある香りがします。
えごま油には現代人が不足しがちなα-リノレン酸(オメガ3系脂肪酸)が豊富に含まれており、α-リノレン酸が構成脂肪酸の半分以上も占めているオイルはあまりありません。
えごま油の構成脂肪酸はリノレン酸、オレイン酸、リノール酸からなり、特にα-リノレン酸(オメガ3系脂肪酸)が多く含まれているのが特徴です。その割合はアマニ油の58%を超えています。
α-リノレン酸は必須脂肪酸の一つで、体内で作ることができないので食品から摂らなければなりません。
α-リノレン酸を食事からとることによってうれしい効果がたくさんあり、動脈硬化や心臓病の予防、血栓の予防、血圧を下げる、皮膚疾患の予防などが報告されています。
ではお肌への効果は?
えごま油に多く含まれているα-リノレン酸はつやつやした素肌を作るのに欠かせない必須脂肪酸です。特に皮膚組織の活性化を促し、肌荒れやアトピー性皮膚炎の症状をやわらげてくれるので、健康なお肌のためにはぜひ取り入れてほしいオイルです。
さらにお肌の水分蒸発を防ぎ、ふっくらとした柔らかいお肌にしてくれます。
♪お家でえごまを育てられる?♪
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えごまはお家でも簡単に育てられます。
油は抽出できませんが、シソと同じように葉をお料理に使うとGOOD!
刺身や焼肉などと一緒に食べるととてもおいしいですよ。
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1.美容オイルやバスオイルとして
さらっとしていて伸びがよいので、美容オイルやバスオイルとして使うこともできます。特にお肌の荒れがひどいところに部分的にぬるのもおすすめです。
えごま油にはシソの独特な香りがあります。単独で使いにくい場合は他のオイルに混ぜて使うのも良いでしょう。
➤全身しっとり「バスオイル」の作り方
2.そのままサラダにかけて
えごま油はα-リノレン酸が摂れる油の代表です。特にアマニ油よりもα-リノレン酸を多く含み、シソの香りがするので、サラダや和え物などに直接かけて食べましょう。α-リノレン酸は熱に弱く酸化しやすい性質を持っているので、新鮮なうちに生のまま直接食べることをおすすめします。
注)自然素材や天然素材を使用するといってもすべての方に安全であるとは限りません。お肌にご使用の前には必ずパッチテストを行って下さい。