くせになるナチュラルクレンジング

 

 
 
乾燥肌や肌荒れの原因はクレンジング !?
 
クレンジング剤はお肌にとても大きな影響を与えます。
 
肌荒れで悩んでいた人が、化粧水や乳液を変えても治らなかったのに、クレンジング剤を変えると治ったという人も・・・
 
 
最近のメイクは崩れにくいものも多く、数十年前に比べるととても進歩しています。
 
そんなメイクを簡単にさっと落とせるようなクレンジング用品も人気があるようです。
 
でも、崩れにくい=落としにくい
 
さっと落とせるクレンジング剤はとても便利な反面、お肌の潤い、ツヤ、弾力までも失わせてしまうことに・・・
 
 
もちろん今使っているクレンジング剤で十分満足ですよ!という人はそのままで大丈夫です。
 
もし、お肌のトラブルが気になっている人や、つやつや素肌になりたい人は、一度クレンジング剤を見なおしてみませんか。
つや肌流でのおすすめは、うるおいはそのままでメイクだけを選んで落とす「100%ナチュラルオイル」です。
 
ではナチュラルクレンジングのスタートです!
 
 
━━★☆ INDEX ★☆━━━
【クレンジング剤と界面活性剤】
【クレンジングオイルと鉱物油】
【クレンジング剤の選び方】
【クセになる100%ナチュラルオイルのすすめ】
━━★☆       ★☆━━━

 
 
 

クレンジング剤と界面活性剤

 
 

 
 
クレンジング剤にはクレンジングオイル、クレンジングクリーム、クレンジングフォーム、他にもジェル、ミルク、リキッド、ふき取りシートなどたくさんあります。
 
 
 
「クレンジングオイルには界面活性剤が含まれているのでお肌によくない。」とよく見聞きしますが、半分正解、半分間違いです。
 
正しくは、「すべてのクレンジング剤には界面活性剤が含まれています。」となります。
 
しかも、洗顔石けんや洗顔フォームなど洗うという物の中、さらには食品の中にも「乳化剤」という名で含まれています。
(乳化剤は界面活性剤の一種です。)
 
 
 
界面活性剤とは、
水と油など混じり合わない物質の接する面に働きかけて混ざり合うようにする物質です。
 
コスメには乳化剤や可溶化剤、分散剤などとして使われています。
 
界面活性剤にはたくさんの種類があり、「●●(脂肪酸名)酸●●」と書かれているものが多く、省略記号で書かれているものもあります。
 
と、難しいことはさておき・・・
 
 
 
すべての界面活性剤が悪いわけではありません。
 
コスメの原料としていうならば、
作用の強い界面活性剤が含まれている場合、お肌への影響は強く、トラブルの原因になることがよくあります。
 
強力なクレンジング剤を使って化粧を落としていると、メイクだけではなくお肌の中にあるセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、コンドロイチン硫酸や必要な皮脂、NMFなどのお肌のつや、潤い、さらに弾力を持たせるためにとても重要な役割をしているお肌の成分をメイクと一緒に根こそぎ持っていってしまいます。
 
作用の弱いものでも、敏感肌の人には影響があるかもしれません。
 
できることならお肌のために、やさしいクレンジングを行いたいものです。

 
 
 

クレンジングオイルと鉱物油(ミネラルオイル)

 
 

 
 
クレンジングオイルなどのコスメ用オイル類に100%ナチュラルオイルはありません。
 
なぜなら必ず酸化してしまうからです。
 
特に不飽和脂肪酸を多く含む植物系オイルは酸化が避けられません。
 
 
 
そこで鉱物油(ミネラルオイル)が出てきます。
 
鉱物油とは、ミネラルオイル、リキッドパラフィンなどと呼ばれ、石油原油を蒸留・精製したものです。
 
生活の中では機械油、ミシン油、エンジンオイルなどに使われています。
 
天然の植物オイルのように酸化の問題がなく、とても安価です。
 
 
 
お肌に使用するのは、石油由来の炭化水素・芳香族炭化水素・硫黄化合物を分離精製し、人への毒性を極力なくしたオイルです。
 
 
もちろんお肌への使用には安全性が認められていおり、乳化しやすく、皮膚での伸びもよく、油性の物質との相性もよいので、クレンジング剤やコールドクリーム、乳液などのオイル系化粧品の原料として使われています。

 
 
 

クレンジング剤の選び方

 
 

 
 
では、どのようなクレンジング剤を使えばよいのでしょう。
 
おすすめは100%ナチュラルオイル!
 
どうしてかは次の章でご説明するとして・・・
 
 
 
どの種類を選ぶにしても、敏感肌用を選びましょう。
 
 
 
クレンジング剤は肌に大きな負担をかけてしまいます。
 
メイクだけでなく、お肌の潤い成分までも奪ってしまうので、乾燥肌や肌荒れの原因にもなります。
 
できるだけお肌に優しいものを選びましょう。
 
 

 
現在市販されているクレンジングオイルには植物由来のナチュラルオイルを加えているものもあります。
 
でも、絞っただけのナチュラルオイルは必ず酸化してしまいます。
 
それを防ぐために酸化防止剤を加えます。
 
酸化防止剤の天然系の代表はビタミンE
合成系でよく使われているのはBHA、BHTなどです。
 
クレンジングオイルを使う場合は、主成分が植物性オイルであるものがおすすめです。
 
 

 
油分が含まれていないジェルなどの場合、アルコール類が含まれていることが多いので、敏感肌の人はあまり使わないほうがよいでしょう。
 
また、リキッドは主成分が水なのでメイク汚れが落ちにくく、どうしてもゴシゴシこすってしまい、お肌の乾燥をまねくことがあるのでおすすめしません。
 
 

 
また、ふくだけで簡単にメイクが落とせるクレンジングシートは、防腐剤や殺菌剤、抗菌剤、防カビ剤などが含まれています。
 
刺激が強いので、緊急の時だけにしておくほうがよいでしょう。

 
 
 

クセになる100%ナチュラルオイルのすすめ

 
 

 
 
おすすめは100%ナチュラルオイル!
 
コスメの原料はオイル基材で作られています。
 
オイルの汚れはオイルで落としましょう。
 
ただしクレンジングオイルではなく100%ナチュラルオイルで!
 
 
 
でも、100%ナチュラルオイルは酸化するでしょう??
 
はい、そうですね。
 
 
 
しかし、必ず酸化する天然植物オイルをあえて使うのは、それだけお肌に優しくて、栄養面でもいいことばかりだから。
 
100%ナチュラルオイルには植物由来の抗酸化成分が豊富に含まれているものが多く、メイクを落としながら、お肌に潤いを与えてくれます。
 
 
 
つや肌でのおすすめはライスブランオイル(米油・米ぬかオイル)です。
 
オレイン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、リノール酸、トコフェロール、ライスステロール、ライスセラミド、ビタミンE・・・などなどたくさんの生理活性成分や美容成分が豊富に含まれています。
 
ライスブランオイル(米油)でクレンジングすると、メイクと不要な皮脂を取り除くだけでなく、お肌のうるおい成分は残したまま、それどころか潤い成分をプラスして、さらにホワイトニングもしてしまいます。お肌にとっては最高の、クレンジングしながらスキンケアもできてしまうオイルなのです。
 
少し不安定でもお肌のためにぜひ使ってみてください。
 
 
 
オイルの種類について
 
 

 
ナチュラルオイルにはたくさんの種類があります。
 
お肌での滑りの良さや、使い心地などそれぞれに違いがあるので、お好みのオイルを探してみてください。
 
ライスブランオイル(米油)・EXVオリーブオイル・グレープシードオイル・スイートアーモンドオイル・ホホバオイルなどはおすすめ。
 
ホホバオイルはオイルではなく液体ワックスですが、酸化しにくいのが特徴です。
 
 
 
購入するときは
 
 
100%ナチュラルオイルを買うときは裏の成分表または原材料名を見てください。
 
「〇〇オイル」とだけ書かれているもの
又は、「〇〇オイル、ビタミンE(トコフェロール)」と書いてあるものを選んでください。
 
(ビタミンE=トコフェロールは天然のビタミンで、酸化を防ぐために入れられていますが、お肌の血行を促進したり、酸化を防いで老化防止に役立ちます。)
 
 
クレンジングの方法
 
 
手のひらにナチュラルオイルを適量とり、クレンジングしたい部分に塗っていきます。
 
指先の柔らかい部分で、円を描くように、やさしくオイルにメイクを移していってください。
 
後はお肌にやさしい石けんで洗い流しましょう。
 
最後に化粧水でお肌にたっぷり栄養を💛
 
購入したナチュラルオイルはもちろんそのままでクレンジングとして使えますが、精油を入れるとさらに効果的です。
 
➤「ナチュラルクレンジングオイルの作り方」
 
 
注)オイルの中にはアレルギーに注意が必要なものもあるので使用前にはパッチテストを行ってください。

 


 
➤つやつや素肌のための正しいお手入れ方法

error: Content is protected !!