しわ対策のためのお手入れ方法

 

 
 
お肌の曲がり角を過ぎて、ふと鏡を見て「私こんなにしわがあったっけ?」
 
20代はピーンとお肌にハリがあったはずなのに、30代、40代と年齢を重ねるにつれ「ふぅ~」とため息をつきながら鏡のしわを眺めている日々・・・
 
でも、今からでも遅くはありません。スタートしたその日からお肌は少しずつ変わってくれます。
 
年齢とともにしわが増えてしまうのは仕方のないことですが、できれば少しでもしわのないお肌でいたいと思いませんか。
 
しわのできるメカニズムがわかれば、対処方法もおのずと見えてきて、しわの出現を少しでも遅らせることができます。
 
では、しわ対策のお手入れ方法、スタートです!
 
 
━━★☆ INDEX ★☆━━━
【どうしてしわができるの?】
【しわに種類があるの?】
【しわ対策のためのお手入れ方法】
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どうしてしわができるの?

 
 

 
 
しわはどうしてできるのでしょうか。順にみていきましょう。
 
しわの3大原因
 
➀加齢
➁紫外線
➂乾燥
 
 
【 ➀加齢 】
 

 
 
お肌の真皮には、主要な成分であるコラーゲンと、そのコラーゲンをつなぎ合わせて弾力を保っているエラスチンが存在します。コラーゲンもエラスチンも真皮にある線維芽細胞というところで作られています。
 
しかし年齢を重ねると、コラーゲンとエラスチンの作られる量が減少してきます。コラーゲンの量が減り、弾力を失ったお肌は固くなり、しわができるようになります。
 
お肌のトラブルで「加齢」というキーワードが出てくると、みなさん「あ~⤵」というなんともいえない雰囲気になります。
 
実際、お肌のツヤ、張り、潤いなどがなくなっていく最も大きな原因は「加齢」です。そして、残念ながら誰もこの加齢そのものに対応する方法はありません。
 
でも、その加齢によるお肌のトラブルを少しでも遅らせることはできます。たとえ60代でも70代でも、お肌のお手入れに遅いということはありません。
 
思い立った今から始めましょう💛
 
 
【 ➁紫外線 】
 

 
 
紫外線としわには深い関係があります。
 
紫外線を浴びるとコラーゲン線維が硬く変化します。
 
夏の海で太陽をたくさん浴びた後のお肌は、黒く日焼けし、表面が硬くなり、網の目状の部分が目立って見えた経験があると思います。そしてお肌がシワシワになり、なんとなく弾力が少なくなっているように感じたことはありませんか。
 
コラーゲンは本来、非常に強く、硬く、それでいて、しなやかなにしなりを持つたんぱく質ですが、紫外線により、しなりを失い、硬いたんぱく質へと変質(コラーゲン繊維の硬化)してしまったのです。そして最終的にはシワの原因になってしまいます。
 
 
【 ➂乾燥 】
 

 
 
乾燥が原因のしわは、浅く細かい初期のしわ(ちりめんじわ)です。
 
お肌の乾燥、すなわち表皮から水分などが蒸発すると、お肌が薄くなり、細かいしわが現れます。
 
このしわは、しっかりと保湿をしたり、お風呂に入ったりすると消えていくしわのため、なかなかはっきりとは気づかないしわです。

 
 
 

しわに種類があるの?

 
 

 
 
しわは大きく分けて3種類あります。
 
 
【 小じわ(ちりめんじわ)】
 
このしわは乾燥から現れるしわで、目元などによくみられます。
浅く細かく薄く表れるしわです。

 
【 大じわ(加齢じわ、紫外線じわ)】
 
しわの3大原因の中の加齢と紫外線によりできるしわです。
コラーゲンやエラスチンの量が減ってきたり、コラーゲン線維が硬くなり、お肌が弾力を失ったことで現れるしわです。

 
【 表情じわ 】
 
顔の表情やくせによって作られるしわです。
その表情がなくなれば消えるのですが、年齢を重ねると、徐々に深くなり、消えなくなってしまいます。

 
 
 

しわ対策のためのお手入れ方法

 
 

 
 
しわ対策のためのお手入れには色々ありますが、つや肌流では次の3つをおすすめしています。
 
真皮にまで深く刻まれてしまったしわは、残念ながら、ご家庭でのセルフケアでは完全に消すことは難しくなります。
 
深いしわができる前に、しっかりとお手入れしましょう。
 
 
 
【 しわ対策化粧水 】
 
 

 
 
しわ対策で一番簡単にできるのが基礎化粧品ではないでしょうか。
 
しわ対策という目的で使用する化粧水は、加えたい成分が少し異なります。
 
乾燥からくる初期の小じわは、保湿を目的とした化粧水でも可能ですが、「今あるしわを少しでも減らしたい!」とか「将来できるであろうしわを今から予防したい!」という場合は、少し異なってきます。
 
 
まずは減ってしまったコラーゲンをたっぷり与えてあげることと、コラーゲンの生成を促してあげること。
 
 
市販の化粧水や美容液を購入する場合は、次の成分が含まれているか、全成分表を確認しましょう。
 
あまり納得できる化粧水がない場合は、自分で作ってしまうのもおすすめです。しわ対策の成分をたっぷり加えた濃厚な化粧水が簡単に作れて、しかも1本単価はとてもお安くなります。
 
➤しわ対策のための化粧水の作り方

 
 
 
 
しわに効果的な美肌成分
 
 
 
➀コラーゲン
お肌を構成する主成分の一つで、真皮に存在します。加齢や紫外線で、減少したり硬くなってしまうとしわの原因になります。お肌にたっぷりと与えてあげましょう。
 
➁レチノール
ビタミンAの一種で、お肌の繊維芽細胞に働きかけてコラーゲンの生成を促します。少し刺激がある場合があるので、敏感肌の人や肌の弱い人は注意して下さい。
 
➂ビタミンC誘導体
ビタミンCをお肌に吸収されやすくしたものがビタミンC誘導体です。美白・抗酸化、そしてコラーゲンの合成に必要な成分です。
 
➃トレハロース
食品にも多く使われている糖質。水分保持力や保湿力が非常に高く、しわの改善や、はり・潤いを与えてくれます。
トレハロースはきのこ類に多く含まれています。干しシイタケを水で戻すと、生の状態のように戻ってくれますよね。これは乾燥する時にトレハロースが含まれることにより、細胞壁が壊れることなく、水分だけが抜けていくからです。しかし千切り大根は水で戻しても、元の大根にはなりません。これは乾燥する時に水分が細胞壁を壊して抜けていくからです。このようにトレハロースの持つ力は意外とすごいのです!
 
➄カテキン
緑茶の渋みを作るポリフェノールの一種です。美肌効果が高く、しわ対策としては、お肌の中のコラーゲン線維を柔らかくしてくれるのです。
 
 
その他、しわ対策に効果的な美肌素材は、ヒアルロン酸、セラミド、紫玄米エキス、ハス胚芽エキス、月桃葉エキス、クマザサエキス・・・などがあります。
 
➤お肌が変わる!美肌素材の基礎知識

 


 
【 紫外線対策 】
 
 

 
 
「しわの原因」のところでもお話しましたが、紫外線はしわの3大原因の一つです。
 
「今日は曇っているから大丈夫!」は間違いです。
 
外出時には日焼け止めクリームなどをしっかりとぬり、日差しの強い時は帽子をかぶるなどしっかりと紫外線対策をしましょう。
 
紫外線はしわやシミだけでなく、お肌全体の老化にもつながります。
 
今から紫外線対策を始めるだけで、10年後のお肌が変わってきます。

 
 
 
【 顔のストレッチ 】
 
 

 
 
顔にはたくさんの表情筋はあり、その筋肉が緩むと、皮膚も緩んでしわやたるみの原因にもなります。
 
表情筋を鍛えることにより、血流が良くなり、さらに顔全体が引き締まった印象になります。血流が良くなると、お肌に酸素や栄養が送られ、代謝が良くなり、しいてはコラーゲンの生成も増加します。
 
顔のストレッチの方法はさまざまですが、特に口まわり、頬、目のまわりの筋肉を鍛えましょう。
 
 
≪おすすめのストレッチ方法≫
 
➀割り箸を横にくわえ、くちびるの周りの筋肉を意識して力を加え10秒間キープします。力を抜きます。これを3分間行います。
 
➁空のペットボトルをくちびるで加え、下を向いて10秒間キープします。これを3回繰り返します。慣れてきたら少しずつお水を入れて行いましょう。
 
➂口の中に空気をたくさん含ませ風船状態にします。口を閉じたまま口の中の空気を右、左、上、下とゆっくり移動させます。これを3回繰り返します。
 
➃口を閉じたまま、口の中で舌を動かします。右頬、左頬、上あご、下あごを舌でなぞる感じでゆっくり動かします。これを3回繰り返します。
 
他にも顔のストレッチや筋トレ方法はたくさんあります。
 
自分に合ったストレッチ方法を見つけて、今日からトライしてみてください。
 
くれぐれも無理は禁物です。
 
 
 
【 お風呂でオイルマッサージ 】
 
 

 
 
お風呂でゆっくりオイルマッサージをしましょう。
 
マッサージオイルをたっぷりとぬって、やさしく顔のマッサージをします。ポイントは強くこすらずやさしくやさしく・・・
 
しわの予防にもなる他、顔の血行促進、毛穴の汚れ、リンパの流れを良くするなど、美肌効果もばっちりです。
 
オイルマッサージの詳しい方法は☟をご参考にしてください。
 
➤お風呂で簡単エステ「マッサージオイル」の作り方
 
➤つやつや素肌のための正しいお手入れ方法

 

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