コラーゲン~肌からもたっぷりとろう!

 

 
 
 
コラーゲンはお肌にとってもいい!
 
ということは知っていても、コラーゲンがお肌のどこにあって、どういう役割を果たしているかなどを知っている人は意外と少ないみたいです。
 
ここではコラーゲンについて、
 
そしてどうすればコラーゲンが増やせるのか、などについてわかりやすく解説します。
 
 
━━★☆ INDEX ★☆━━━
【コラーゲンの構造のひみつ】
【コラーゲンが減るとどうなるの?】
【コラーゲンはどうして失われるの?】
【超簡単!コラーゲンを効果的に補う方法】
━━★☆       ★☆━━━

 
 
 

コラーゲンの構造のひみつ

 
 
 

 
 
 
コラーゲンはタンパク質のひとつで、人の体を構成するタンパク質の1/3を占めています。
 
特に皮膚、骨、軟骨、腱、靭帯、筋肉、血管、歯などいたるところにたくさん存在しており、肌だけではなく、大切な生命の維持においてもなくてはならない栄養成分です。
 
 
肌では真皮に存在し、真皮の線維成分の約90%を占めています。
 
コラーゲンは弾力のある長い線維のような状態で存在しており、布のように絡みあっています。
 
真皮は特に肌のはりや弾力性に関わっていて、コラーゲンがたっぷりとある肌は、強くしなやかで、弾力があり、しわやたるみの少ない美しいお肌になります
 
 
また、真皮は抜け毛の原因でもある頭皮の老化にも関わっていて、コラーゲンは育毛にも効果があります。
 
コラーゲンは線維芽細胞で作られ、古くなれば分解されてしまいます。しかし年齢を重ねると、生成量が減り、しわやたるみの原因となってしまいます。
 
 
コラーゲンのアミノ酸組成はグリシンが約1/3を占めています。グリシンは化粧品原料として保湿効果が高く、制菌作用や酸化防止作用もあります。
 
 

 
   コラーゲンのアミノ酸組成

 
 
 

コラーゲンが減るとどうなるの?

 
 
 

 
 
コラーゲンが減るとどうなるでしょうか。
 
 
①しわやたるみが増える
 
表面にできるごく薄いしわは、乾燥からできるものが多く、しっかり保湿をすることで元に戻ることが多いのです。
 
しかし、深く刻まれたしわ(例えば表情じわ)は、若いうちはもとに戻るのですが、年齢を重ねるとだんだん元に戻らなくなっていきます。
 
それはコラーゲンの減少に原因があります。
 
真皮にはコラーゲンの線維が張りめぐらされており、それをエラスチンの線維がつなぎとめています。コラーゲンやエラスチンが減少すると、線維は硬くなり、弾力がなくなります。そうするとしわが徐々にもとに戻らなくなり、深いしわになっていきます。
 
たるみも同じです。
 
コラーゲンが減り、肌の弾力がなくなると、重力に逆らえなくなり、皮膚全体が下がっていきます。
 
 
②抜け毛が増える
 
真皮は頭皮にも関係があり、コラーゲンが減って頭皮が老化すると、抜け毛の原因の一つになります。
 
 
③関節痛、骨粗鬆症、骨の強度低下など
 
健康面においては、コラーゲンが減少すると、関節痛や骨粗鬆症、骨の強度低下などにつながるといわれています。

 
 
 

コラーゲンの肌への働き
保湿、柔軟、皮膚の保護、弾力性の維持、しわの抑制・減少、皮膚組織の活性、抗老化作用など

 
 
 

コラーゲンはどうして失われるの?

 
 
 

 
 
 
コラーゲンが減少してしまう原因は大きく分けて2つです。
 
 
1.加齢
 
コラーゲンは40歳ごろから少しずつ減少し始めます。線維も硬くなって肌の弾力やハリがなくなってしまいます。
 
 
2.紫外線
 
紫外線はコラーゲンの線維を硬く変えてしまいます。さらに、紫外線を浴びるとたくさんの分解酵素を作り出し、その酵素はコラーゲンも分解してしまいます。
そのため、肌は弾力を失い、しわやたるみの原因となります。

 
 
 

超簡単!コラーゲンを効果的に補う方法

 
 
 

 
 
 
1.自分で作るコラーゲン入り化粧水
 
手作りコスメを作っている方は、ぜひコラーゲンを加えてみてください。
 
精製水100mlに対し、コラーゲン原末(粉末)を小さじ1/4加えると、市販の高級化粧品とは比較にならないくらいのコラーゲン入り化粧水ができあがります。(お手持ちのコラーゲン商品により加える量は異なります。)
 
さらにコラーゲンを増やす作用のあるビタミンC誘導体を一緒に加えると効果的です。
 
➤年齢肌にエイジングケア化粧水
 
 
2.市販の化粧水に加えてパワーアップ
 
手作りコスメは冷蔵庫に保存しなくてはいけないので面倒・・・でもはコラーゲンは欲しいし・・・という方は、市販の一般的なスキンケア商品(化粧水、乳液、美容液など)に、コラーゲンを加えましょう。
 
お手持ちの化粧水に小さじ1/4加えると、濃厚なコラーゲン入り化粧水ができあがります。(コラーゲンの商品により加える量は異なります。)
 
しかも市販の商品を利用することで、冷蔵庫で保存する必要もありません。
 
なぜならメーカー商品は腐敗しないよう防腐剤等をきっちりと加えて製造してくれています。折角なので、利用させていただきましょう。
 
さらにコラーゲンを増やす作用のあるビタミンC誘導体を一緒に加えると効果的です。
 
 
3.体内からコラーゲンを増やす
 
コラーゲンは口からとるほうがいいのか、直接ぬるほうがいいのか・・・これは意見の分かれるところです。
 
私はお肌にコラーゲンを役立てたいなら、直接ぬることをおすすめしています。
 
こちら関してはまた別のページにて(準備中)
 
 
ではコラーゲンは口からとらなくてもいいのでしょうか?
 
いえいえ体中のタンパク質の1/3はコラーゲンです。
 
コラーゲンを口からとった場合、アミノ酸に分解されて、その人の必要性の応じて骨、筋肉、皮膚などの届けられます。
 
さらにコラーゲンはとても丈夫な細胞を作ってくれます。
 
ちなみに、ビタミンCはコラーゲンの合成を促進しますが、人はビタミンCを体内では合成できません。なのでビタミンCも同時にとりましょう。

 


 
➤お肌が変わる!美肌素材の基礎知識

error: Content is protected !!