リキッドタイプのクレンジングはなぜメイクが落ちにくいの?
メイクをした日は必ずクレンジングをしますよね。
クレンジング剤はその人の肌タイプに合わせて使うことが大切です。
先日、生徒さんからこんなお話が・・・
「初めてリキッドタイプのクレンジング剤を使ってみたら、メイク落ちが悪く、お肌がカサカサになってしまいました」
実は私の娘も同じようなことを話していました。
普段はライスブランオイル(米油、米ぬかオイル)で落としている娘ですが、旅行先でリキッドタイプのクレンジング剤を使ったら、メイクが落ちにくく、肌がガサガサになってしまった💦と・・・
リキッドタイプのクレンジングはメイク落ちが悪くお肌に良くないのでは?と言われるのはどうしてでしょうか。
リキッドタイプのクレンジングの成分表を見たことはありますか?
成分表の一番最初に「水」となっていると思います。
リキッドタイプのクレンジング剤の主成分は水なのです。(リキッドだから当たり前ですが・・・)
でもメイク用品の原料はほとんどが油です。
おわかりですか?
水と油はお互いに溶けることはありません。
キッチンで油汚れを水だけで落とすのが難しいのと同じく、メイクを水だけで落とすには無理があります。
そこで界面活性剤の登場ですが、主成分は水なので界面活性剤の力だけではメイクを落としきれません。
メイクが落ちにくいと、どうしてもゴシゴシこすって落とそうとします。
そうするとお肌の大切な保湿成分まで奪われてしまい、お肌がガサガサになってしまうのです。
もちろん「私はリキッドタイプのクレンジングでも全然大丈夫!」という方はそのままお使いいただいてOKですよ。
コスメの原料はオイル基材で作られています。
油汚れは油で落とす!
つや肌流のおすすめは100%ナチュラルオイルです。
特におすすめしたいのがライスブランオイル(米ぬかオイル、米油)です。
オレイン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、リノール酸、トコフェロール、ライスステロール、ライスセラミド、ビタミンE・・・などなどたくさんの生理活性成分や美容成分が豊富に含まれています。
ライスブランオイルでクレンジングすると、メイクと不要な皮脂を取り除くだけでなく、お肌のうるおい成分は残したまま、それどころか潤い成分をプラスして、さらにホワイトニングもしてしまいます。お肌にとっては最高の、クレンジングしながらスキンケアもできてしまうオイルなのです。
でもナチュラルオイルはちょっと・・・という方は
主成分が植物性オイル(米ぬかオイルやオリーブオイルなど)であるクレンジングオイルを選び、クレンジングの方法は優しく手早くが基本です。
どの種類を選ぶにしても、自分のお肌に合ったできるだけ優しいものを選びましょう。
詳しくは下記のページを参考にしてくださいね。
➤くせになるナチュラルクレンジング
➤「ナチュラルクレンジングオイル」の作り方