「無添加」なんとなくいい響きですよね。
無添加化粧品は某化粧品会社が1982年に初めての無添加基礎化粧品を販売したことが始まりといわれています。
そして全成分表示は厚生省(現厚生労働省)が2000年に化粧品について全成分を表示する方針を定め、 2001年に薬事法が改正され義務付けられました。
現在、各化粧品会社が「○○無添加」とか、「○○フリー」などとうたっている商品をたくさん販売しています。
たとえば「防腐剤無添加」「香料・着色料不使用」「パラペンフリー」などなど・・・
でもちょっと待って!
それだけで本当に安心・安全?
「無添加」「フリー」という言葉だけがひとり歩きして、その文字を見るだけで、安心して使えるような気になってしまう。
本当に見ないといけないのは、
何が無添加なのか?
何がフリーなのか?
もちろんどんな化粧品を使っても全然大丈夫っていう方は問題ないのですが(私にすればホントにうらやましいです。)
この化粧品を使うとお肌が赤くなる、かゆくなる・・・
その場合、何が入っているとダメなのかを知ること、そしてそのダメな成分の入っていない化粧品を使うことが大切。
そうすることで初めて「無添加」「フリー」の言葉が生きてくるのです。
全成分表示を見たことがありますか?
「○○無添加」とうたわれている化粧品の場合でも、よくわからないカタカナの成分がたくさん使われていますね。
合成の成分もあれば、天然由来の成分もあります。
合成だからダメとか、天然だから安心だとは決していえません。
合成でも良いものもあれば、天然でもアレルギーが出る人もいます。
さらに、しいて言えば防腐剤が入っているからこそ、化粧品は腐らず長持ちするのも事実です。
まずは自分のお肌をよく知ることから始めましょう。
そして少しばかり化粧品成分の知識を持っておくことも大切です。
もちろん最初はわからなくても全然大丈夫!
入っている成分の種類はだいたい決まっているので、興味があれば調べてみるのもおすすめです。
ちなみに食品を購入する時にも役立ちますよ。(食品の場合は原材料名)
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