
バスソルトによく使われる天然塩と、お料理に使う精製塩はどこが違うの?
美容やアロマで使うバスソルトにはよく「天然塩」と書かれています。
いつもお料理に使っている精製塩(食塩)をバスソルトに使ってはいけないのでしょうか。
バスソルトに天然塩を使うには理由があります。
まずは違いを見ていきましょう。
◇天然塩(自然塩)
天日塩・岩塩・湖塩の3種類があり、原材料名は「塩」「海水」だけで、加工も添加もしていない塩のこと。
ミネラル分(鉄・カルシウム・マグネシウム・カリウムなど)がとても豊富です。
食べてもおいしく、健康にも良いことがいっぱい。
◇精製塩
加工や添加をしている塩で、原材料名に「塩」「天日塩」と書かれている他に、工程の欄に「イオン膜」「立釜」「混合」などと書かれています。
成分は99%以上が塩化ナトリウムです。
簡単にいうと、
天然塩は加工や添加をしていない塩で、健康によいミネラルがいっぱい含まれています。
精製塩は加工や添加をしている塩で、塩化ナトリウム以外の成分はほとんど残っていません。
となります。
天然塩には天日塩・岩塩・湖塩の3種類があります。
◇天日塩
海水を天日で乾燥して作ります。
にがりが多く含まれ、「あら塩」と書かれているものが多い。
「伯方の塩」は再精製塩ですが、にがりやミネラルが含まれているので、天然塩として扱っていいと思います。
他に「ゲランドソルト」などがあります。
◇岩塩
海底の地殻変動で、海水が陸地に閉じ込められたりして、成分が結晶になったもの。
◇湖塩
地殻変動で海水の成分が湖に入り、湖底で結晶になったもの。
「死海ミネラル塩」「ウユニの塩」などがあります。
バスソルトではよく岩塩が使われるので、岩塩を少しだけご紹介!
≪アンデスの岩塩(ローズソルト)≫
ボリビア産のピンク色をした岩塩
鉄分・カルシウムが特に多く含まれている。
≪ヒマラヤの岩塩≫
ヒマラヤ山脈で採れた岩塩
ピンク、ブラック、ブルー、パープルなどいろんな色をした岩塩があります。
ピンクソルトは鉄分、カルシウム、マグネシウム、カリウムが豊富。
ブラックソルトは硫黄の成分を含んでおり、温泉気分が味わえます。
≪アルペンザルツ≫
アルプス山脈の麓で採られた岩塩。
カルシウムが豊富
【天然塩で健康に】
私は「ゲランドソルト」をお料理に使っています。
≪ゲランドソルト≫
フランス・ブルターニュ半島南部のゲランドで作られている天日塩です。
ミネラル分がたっぷり!
まろやかの塩の味と、さらになんともいえない甘さが残ります。
天然塩にはミネラル分が豊富に含まれているので、美肌と健康のために、バスソルトはもちろん、お料理にも使ってほしい塩です。
➤冷え性&美肌に「バスソルト」の作り方