カモミールローマン / フローラル系

 
 

 
 
カモミールローマンは子供にも安心して使えるとても優しいエッセンシャルオイル(精油)です。
 
青りんごのような甘酸っぱい香りはストレスでイライラしている時や、不安で眠れない夜、そんな心を落ちつけ優しく包んでくれます。
 
 
また、カモミールは美肌効果がとても高く、肌荒れを改善し保湿作用もあるため、乾燥肌やニキビ肌など肌荒れが気になる人はぜひ手作りローションに加えてみて下さい。
 
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カモミールはローマン種、ジャーマン種のどちらも生理前のイライラや、生理痛、更年期のつらい症状を和らげてくれます。そんな時はお部屋を香らせたり、お風呂に落としてゆっくりあたたまりましょう。
 
➤教えて!カモミールジャーマンとローマンとの違いは?
 
 
【 ステップアップ 】
 
カモミールローマンにはエステルという成分が多く含まれています。
エステルには鎮静作用や抗炎症作用があるため、心を落ちつけて眠りを誘ったり、肌荒れを改善してくれたりします。

 
 
 

特徴・歴史

 
 
カモミールローマンは「踏めば踏むほどよく育つ」と言われるくらい強い植物で、花言葉は「逆境に負けない強さ」です。カモミールはジャーマン種とローマン種が有名で、どちらも見た目にはよく似ていますが、ジャーマン種はシカギク属の1年草で春に花を咲かせ、ローマン種はカマエメルム属の多年草で秋に花を咲かせます。
17世紀のイギリスの博物学者ジョン・パーキンソンがカモミールローマンについて「喜びと効用のため、病人、健康な人にかかわらずカモミールを入れた浴槽は気分を落ち着け、体の痛みをほぐす」と記しているように、エッセンシャルオイル(精油)には鎮痛や抗炎症作用のあるエステル類が多く含まれているため、ストレスや不眠、スキンケアやヘアケアに効果的です。
またとてもやさしいエッセンシャルオイルなので子供にも使用でき、寝つきの悪い時や感情をコントロールできない時などによく利用されています。

 
 
 

植物について

 
 
【英名】 Chamomile Roman
 
【学名】 Anthemis nobilis
 
【科名】 キク科
 
【種類】 草本
 
【主な産地】 イギリス、ドイツ、フランス、モロッコ、イタリアなど

 
 
 

香りについて

 
 
【香りの特徴】 青りんごのような甘くフルーティーなハーブの香り
 
【ノート】 ミドル
 
【香りの強さ】 中~強

 
 
 

エッセンシャルオイルについて

 
 
【抽出部位】 花
 
【抽出方法】 水蒸気蒸留法 
 
【主な含有成分】 
アンゼリカ酸イソブチル、アンゼリカ酸イソアミル、アンゼリカ酸メチルアリル、アンゼリカ酸エステル(以上はエステル類)
 
【主な作用】 
鎮痛、鎮静、抗炎症、自律神経調整、抗アレルギー、抗うつ、消化促進、皮膚軟化、通経など
 
【おすすめのブレンド】
グレープフルーツ、ベルガモット、イランイラン、ゼラニウム、パチュリ、マジョラム、ネロリなど
 
【使用方法】
芳香浴、アロマバス、バスオイル、マッサージ、スキンケアなど

 
 
 

主な働き

 
 
【心への働き】 
*心を落ちつかせ心地よい眠りに誘う
*落ち込んだ気持ちを明るくしてくれる
 
【体への働き】 
*筋肉痛、関節の痛みや頭痛などをやわらげる
*神経からくる胃の不快感をやわらげる
 
【肌への働き】 
*肌荒れ、ニキビ肌を改善する
*保湿作用が高くしわやしみを目立たなくする

 
 
 

注意する事

 
 
*精油全般における使用上の注意事項を守ること。
 
 
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