ケフィアは長寿国で有名なロシアのコーカサス伝統の発酵乳
生乳や脱脂乳などにケフィアグレインをスターターとして発酵させた発酵乳で、乳酸菌と酵母のW発酵!
腸内環境を整え、免疫力アップ、美肌づくりやアレルギーにまで効果があるといわれている発酵食品です。
【ケフィアグレイン】
ヨーグルトは乳酸菌1~2種類だけの単独発酵なので、厳密にはケフィアはヨーグルトとは言いません。
市販のヨーグルトと比べると、酸味が少なく、まろやかでさわやかな味になるため、お子様でもとても食べやすくなります。
ケフィアはできあがりが柔らかめなので、ロシアでは飲みものとして愛飲されています。
そんなケフィア、お家で誰でも簡単に作ることができます。
ケフィアについての詳しい説明はまた別ページにて(準備中)
*ここで使用しているケフィアは、ケフィアグレインを国内で発酵させてフリーズドライした種菌を使っています。そのため発酵で増えた乳酸菌、酵母、酢酸菌などの有用菌は眠った状態で粉末の中にいます。
眠った菌に水分と栄養を与え、活動できる温度にしてあげると、再度活発に活動をはじめるようになります。
【 用意するもの 】
・ケフィア種菌
・牛乳
・アルミホイルまたは食品ラップ
・アルコールスプレー(なくてもOK)
注)牛乳は未開封で、できるだけ新鮮なもの。低脂肪ではないものを使ってください。
【 作り方 】
①牛乳の注ぎ口を開け、ケフィア種菌を入れます。ケフィア種菌の量はお手持ちの種菌により異なります。
②注ぎ口を手でしっかりと密閉して、牛乳パックを上下によく振り、混ぜ合わせます。
③アルコールスプレーがある場合は、注ぎ口周辺に軽く吹きかけ殺菌しておきます。パックの中には入れないようにしてください。
④アルミホイルを注ぎ口にかぶせてフタをします。25~40℃前後の日光の当たらない室内で24時間程度発酵させれば出来上がりです。(温度が低い場合は48時間以上かかることもあります。)
⑤できあがったケフィアは必ず冷蔵庫で保存し、できるだけ早く食べきるようにしてください。
発酵したケフィアに砂糖・ジャム・フルーツなどをトッピングするとよりおいしくいただけます。
①ケフィア種菌を加えた牛乳を発酵させるときは、25~40℃前後の日光の当たらない室内に置いてください。夏は気温が高いのでそのままでも大丈夫ですが、冬の気温が低い時は、電気ポットの横に置いたり、タオルでくるんでこたつの隅に置いたりすると早くできあがります。
②本来ケフィアは飲むものなので、固くはかたまりません。少し固めのケフィアを作りたい場合は40度前後、やわらかいタイプを作りたい場合は30度前後の温度で発酵させてください。また、ケフィア種菌の量により、できあがりの状態も変わってきます。
③発酵の途中でかき混ぜたりしないようにしてください。ケフィアが固まらなくなります。
完成具合を確かめるには、牛乳パックを軽くゆすって、液体(牛乳)が揺れる感じがなくなればできあがりです。
④できあがったケフィアを使って、繰り返し発酵することはおすすめしません。何度か繰り返しているうちに、ケフィア中の菌が変わってしまったり、雑菌が入り不衛生になってしまいます。その都度新しい種菌を使うようにしてください。