お肌の「くすみ」っていったいなに?原因と対策!
「なんだか最近お肌がくすんでる?」
「今日は顔色がさえないなぁ~」
なんて思うこと、ありませんか。
そのお肌のくすみっていったい何なのでしょうか。
くすみの原因と対策も順にみていきましょう。
鏡を見てなんとなく肌の色が黒っぽかったり、つやがなかったり、部分的に肌の色が濃く見えたり・・・
こんな状態のお肌を私たちは「くすみ」とよんでいます。
でも「くすみとは○○」の、〇の中に入る定義のようなものはありません。
くすみがなかなかとれないなぁと思っていたら、薄いシミが重なっていた・・・なんていう人もいます。
あくまでも主観的なもので、とらえ方は人それぞれです。
くすみの原因はいくつかあります。
①血行不良
②ターンオーバーの乱れ
③乾燥や弾力低下
などがあげられます。
では順にみていきましょう。
①血行不良
皮膚の色に関わる血管は、表皮のすぐ下にある毛細血管です。この毛細血管を流れる血液の色が、肌の色に反映されています。毛細血管の血流が悪いと、肌は青くなったり、黒ずんで見えたりします。
反対に毛細血管の血流が良ければ、肌はきれいなピンク色になります。
②ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーが乱れたり、低下すると、古くなった角質がはがれ落ちずに残り、皮膚が厚くなっていきます。そうすると、肌はごわごわした感じになり、黒ずんで見えます。
また加齢により、ターンオーバーの周期が遅くなると、同じように肌がくすんで見えるようになります。
③乾燥や弾力低下
肌が乾燥したり、弾力がなくなってくると、肌表面に凹凸ができたり、きめが荒れて、光の乱反射や陰によって肌が黒く見えます。
また、乾燥がひどくなると、角質が厚くなり、黒ずんで見えます。
他にも、軽い日焼けや、肌の炎症、さらには睡眠不足やストレスなどによってもくすみのような状態になることがあります。
くすみは、その原因によりお手入れが異なってきます。やみくもにお手入れするより、まずはくすみの原因を見極めてからお手入れしましょう。
①血行不良
皮膚内の血流が悪くなると、酸素よりも二酸化炭素を含んだ血液の割合が多くなり、肌が青黒く見えてしまします。
そんな時は血流を促すマッサージが効果的です。マッサージオイルなどをぬり、滑りのよい状態で行います。くすみ対策のマッサージは、皮膚表面の毛細血管に対して行うものなので、決して力強くするのではなく、やさしく小さな円を描くように行いましょう。あくまでもやさしくやさしく!
また全身の血行を良くするために、適度な運動やストレッチを行ったり、冷え性の改善や食事にも気をつけてみましょう。
②ターンオーバーの乱れ
肌のターンオーバーは加齢とともにどうしても速度が落ちてしまいます。ターンオーバーが遅くなると、古い角質がたまって角質層は厚くなり、どうしても肌の色が悪くなってしまいます。
また、ターンオーバーが乱れる原因は、加齢だけでなく、日焼け、ケガ、火傷、ダイエットなどによる栄養不足や血行不良、さらには睡眠不足やストレスなども関わってきます。まずはその原因を取り除くことから始めましょう。
③乾燥や弾力低下
乾燥からのくすみの場合は、まずしっかり保湿をすること。保湿をしっかり行えば、弾力も戻ってきます。
おすすめはセラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンがしっかり含まれているものを使うこと。この3種類の美肌成分がお肌にうるおいと弾力を与えてくれます。
また、保湿やアンチエイジング向けのパックもOKです。