型出しした石けんをきれいにカットししたいのですが、どうすればよいでしょうか
コールドプロセス製法で作った石けんを型から取り出したら、次はカットの作業に入ります。
初めて包丁で石けんをカットすると、斜めになってしまったり、切り口がガタガタになってしまったりとなかなかうまく切れないことがあります。
せっかく作った石けんなのですから、まっすぐ気持ちよく切りたいですよね
専用の道具があれば簡単にカットできるのですが、包丁でもちょっとしたコツをつかめば十分きれいに切ることができます。
型から取り出した石けんは料理用の包丁で切ることができます。
きれいに切るコツは、包丁を入れたら真っ直ぐに下に切りおろすこと。包丁を前後に動かしてはいけません。
石けんの下まで切りおろしたら、ゆっくりと包丁を引き抜きます。
カットした石けんが包丁にくっついていたら、石けんをゆっくりと滑らせながらはずしてください。
石けんを持つときは、まだ柔らかいので力を入れて持たないでやさしく持ってください。
さらに石けんの厚みを等間隔にするとさらに見栄えが良くなります。
普通の手作り石けんでは2.0~2.5cmくらいの幅で、カットする前にものさしを使って等間隔に包丁で薄く印をつけておくのもよいでしょう。
プレゼント用にする場合は石けんの周囲をきれいに包丁でかっとしたり、カンナで表面を削ったりするととてもきれいに仕上がります。
石けんが柔らかすぎると包丁にべったりとくっついてしまいます。
柔らかすぎる場合は、さらに数日間そのまま乾燥させてからカットしてください。
包丁以外では、ホームセンターなどで売っているピアノ線でも切ることができます。
だたし手を切らないように軍手などをはめてから使ってください。
型から取り出したばかりの石けんを触る時は、必ずゴム手袋等をはめてください。
石けんの型出しがきれいにできない時は下記のページをご参考に。
➤手作り石けん~きれいに型出しをするためのコツ
手作り石けんをカットするのは意外と力が必要です。
石けんをたくさん手作りするという方には、専用の道具があった方が良いかもしれません。
コールドプロセス製法で手作りした石けんをきれいにカットする道具をご紹介します。
【 木製ソープカッター台 】
手作り石けんがキレイに切れる専用のカット台。木製で底板に溝があるので、端まできれいに真っ直ぐに切ることができます。せっかく頑張って作った石けんがガタガタになってショックを受けることもなくなりますね。別売りのワイヤーソープカッターを使ってカットします。
【 ワイヤーソープカッター 】
柔らかい石けんもきれいに切れるソープカッターです。ワイヤー式なので包丁のように石けんがくっつく心配もありません。別売りの木製ソープカッター台とセットで使うと、よりきれいにカットすることができます。
➤美肌を作る手作り石けんの基礎
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