ティートリー / 樹木系

 
 

 
 

ティートリーといえば殺菌!殺真菌!抗ウイルス!
 
風邪をひいたときはルームコロンを作ってお部屋にスプレーしてください。
 
もちろん香らせるだけでもOKです。
 
空気をきれいに清浄してくれます。
 
 
 
また、咳やたんが出るときはティートリーとユーカリを加えたクリームを胸にぬってみてください。
 
ティートリーを加えて作ったクリームはとっても便利です。
 
すり傷や軽いやけど、日焼けや水虫にも効果的です。
 
さらにニキビ肌の人はティートリーのローションがおすすめ!
 
 
 
とにかくティートリーは「殺菌!殺真菌!抗ウイルス!」と覚えてください。
 
 
 
ティートリーのエッセンシャルオイル(精油)は大人から子供まで安心して使えますが、敏感肌の人はまれに皮膚に刺激があるので、肌に使うときは使用量に気をつけてください。

 
 
 

特徴・歴史

 
 
オーストラリア原産の沼沢地帯の木ですが、現在は精油を抽出する為に栽培園で育てています。幹を切り倒しても2年後にはまた伐採できるほど生長が速く生命力の強い木です。オーストラリア原住民のアボリジニは何千年も前から、この葉を砕きケガや皮膚の治療に用いていました。また、第二次世界大戦の時には傷の治療のため、軍隊用の救急用品の中にこの精油が加えられていました。
ティートリーはとても用途が広く、大人から子供まで使いやすい精油です。殺菌作用が強く、風邪の時にはティートリーを加えたルームコロンで空気を清浄したり、ユーカリと一緒にクリームに加えて胸部に塗ってもよいでしょう。また、ティートリーのローションを作りニキビに塗ったり、抗真菌作用も高いので、足白癬(水虫)の治療にも効果的です。
ちなみにティートリーは「Tea tree」と綴りますが、「お茶の木」ではありません。

 
 
 

植物について

 
 
【英名】 Tea tree
 
【学名】 Melaleuca alternifolia
 
【科名】 フトモモ科
 
【種類】 木本
 
【主な産地】 オーストラリアなど

 
 
 

香りについて

 
 
【香りの特徴】 フレッシュでスパイシーなすっきりとした木の香り
 
【ノート】 トップ
 
【香りの強さ】 強

 
 
 

エッセンシャルオイルについて

 
 
【抽出部位】 葉
 
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
 
【主な含有成分】 
αテルピネン、γテルピネン、αピネン(以上はモノテルペン炭化水素類)、テルピネン4オール(モノテルペンアルコール類)など
 
【主な作用】 
殺菌、殺真菌、抗ウイルス、抗感染、消毒、強心、刺激、発汗、去痰、殺虫など
 
【おすすめのブレンド】
オレンジ、グレープフルーツ、サイプレス、ラベンダー、ユーカリ、ローズマリー、レモンなど
 
【使用方法】芳香浴、マッサージ、アロマバス、スキンケア、クリーム、生活用品など

 
 
 

主な働き

 
 
【心への働き】 
*傷ついた心を前向きにしてくれる
 
【体への働き】 
*感染症の予防に用いられる
*気管支系の炎症をやわらげる
 
【肌への働き】 
*やけどや日焼けによる炎症をしずめる
*ニキビや虫さされ、すり傷の治りを促進する
*頭皮の乾燥やフケを防ぐ

 
 
 

注意する事

 
 
*精油全般における使用上の注意事項を守ること。
*敏感肌の人はまれに皮膚刺激があるので、使用量に注意しましょう。
 
 
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