サントリナ / ハーブ系

 
 

 
 

サントリナは和名を「ワタスギギク」といい、小さくてかわいい黄色い花をつけます。
 
葉や茎の形がラベンダーに似ており、また綿毛に覆われていることから「ラベンダーコットン」とも呼ばれています。
 
 
 
サントリナの香りには強い防虫作用があり、庭などに植えておくと周りの植物を害虫から守ってくれるといわれています。
 
フランスでは乾燥させた葉や茎を布の袋に詰め、クローゼットやタンスの引き出しに入れて防虫剤として使用されています。
 
 
 
ただし、エッセンシャルオイル(精油)を長期に使うと軽い毒性があるといわれており、皮膚刺激もあるので、現在アロマテラピーには使われていません。

 
 
 

特徴・歴史

 
 
サントリナは葉や茎の形がラベンダーに似ていることから「ラベンダーコットン」とも呼ばれています。和名は「ワタスギギク」。気温が高く乾いた土地でも生きることができる強い植物です。
精油は軽い毒性があるといわれているため、商業目的での採油はしておらず、アロマでの使用には用いられていません。サントリナの香りには防虫効果があるため、フランスでは昔から全草を乾燥させてタンスなどに入れて使用してきました。現在でも天然の防虫剤として利用されています。

 
 
 

植物について

 
 
【英名】 Santolina
 
【学名】 Santolina chamaecyparissus
 
【科名】 キク科
 
【種類】 草本
 
【主な産地】 フランス、イギリス、イタリアなど

 
 
 

香りについて

 
 
【香りの特徴】 リンゴのような甘さとスパイシーさが混ざったような香り
 
【ノート】 ミドル
 
【香りの強さ】 中

 
 
 

エッセンシャルオイルについて

 
 
【抽出部位】 全草
 
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
 
【主な含有成分】 
アルテミシアケトン(ケトン類)、ロンギベルベノン(ケトン類)、ボルネオール(モノテルペンアルコール類)など
 
【主な作用】 
防虫、殺虫、抗感染、強壮、健胃、刺激など
 
【おすすめのブレンド】
オレンジ、カモミール、マンダリン、ラベンダーなど
 
【使用方法】 防虫剤など

 
 
 

主な働き

 
 
【心への働き】 
*
 
【体への働き】 
*衣類等の虫除け
 
【肌への働き】 
*

 
 
 

注意する事

 
 
*毒性を示すという説がありアロマでは用いられていません。
 
 
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