オレガノ(オリガナム) / ハーブ系

 
 

 
 
オレガノは別名オリガナムとも呼ばれ、ヨーロッパ原産のシソ科の多年草です
 
スパイシーな香りを持つ葉は、薬用のハーブとして使われており、消化促進作用があり、香辛料として料理によく利用されています。
 
 
 
オレガノのエッセンシャルオイル(精油)はスパイシーでミントのような爽やかな香りがします。
 
そのため男性用の香水などにも使われています。
 
 
 
この香りは元気のない時や落ち込んだ時に心を前向きにさせてくれます。
 
また、消化器系と呼吸器系に作用するので、胃の不調や消化不良、風邪による咳・痰などにも効果的です。
 
 
 
皮膚に対しては抗菌作用があるのでニキビなどによいのですが、オレガノは刺激が強いのでお肌に使うには十分注意が必要です。
 
特に敏感肌への使用はおすすめできません。
 
 
 
殺菌、抗菌作用を利用して、お部屋の掃除などに利用するのもよいでしょう。
 
バケツの水の中にオレガノのエッセンシャルオイルを数滴落として拭き掃除をしてみてください。

 
 
 

特徴・歴史

 
 
オレガノはヨーロッパから西アジアにかけての荒れた野原や林に自生する大変丈夫な草で、別名「ワイルドマジョラム」や「ハナハッカ」とも呼ばれています。草丈は50~80cmで初夏に茎の先に小さな白色から紫紅色の花をつけます。
葉は肉料理やトマト料理の風味付けに使用されています。葉は男性向けの香水などにもよく使われています。
昔から薬用のハーブとして重宝されており、気管支系や消化器系、頭痛などに効果的といわれています。

 
 
 

植物について

 
 
【英名】 Oregano
 
【学名】 Origanum vulgare
 
【科名】 シソ科
 
【種類】 草本
 
【主な産地】 ヨーロッパ、西アジアなど

 
 
 

香りについて

 
 
【香りの特徴】 軽くスパイシーでミントに似た爽やかな香り
 
【ノート】 ミドル
 
【香りの強さ】 強

 
 
 

エッセンシャルオイルについて

 
 
【抽出部位】 花の先端部分と葉
 
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
 
【主な含有成分】 
チモール(フェノール類)、カンバクロール(フェノール類)、パラシメン(モノテルペン炭化水素類)など
 
【主な作用】 
健胃、消化促進、殺菌、抗菌、抗炎症、抗ウイルス、殺虫、引赤など
 
【おすすめのブレンド】
ゼラニウム、アンジェリカ、イランイラン、タイム、バジル、フェンネルなど
 
【使用方法】芳香浴、アロマバス、掃除など

 
 
 

主な働き

 
 
【心への働き】 
*弱った心を刺激し前向きにしてくれる
*頭脳をすっきりと明晰にしてくれる
 
【体への働き】 
*消化器系に作用し消化吸収を助ける
*風邪による気管支の炎症をやわらげる
 
【肌への働き】 
*肌を殺菌し皮膚疾患を改善する

 
 
 

注意する事

 
 
*刺激が強いため使用には十分注意すること。
 
 
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