フランキンセンス(乳香) / 樹脂系

 
 

 
 
フランキンセンス(乳香)といえば「宗教的でお香のような香り」
 
かつてエジプトでは悪霊を祓うときに使われていたとか・・・
 
 
 
でもこのエッセンシャルオイル(精油)はスキンケアに効果抜群
 
お肌の細胞を再生させてくれる力が強いので、老化した肌や、しわ、たるみを改善してくれます。
 
オイルマッサージをしたり、ローションに加えたり、お風呂に入れるのもおすすめです。
 
 
 
さらにお肌を引きしめ、皮脂のバランスを整え、炎症もやわらげてくれる作用があるのでアンチエンジングに最適です。
 
 
 
また、不安やストレスで「もうどうしたらいいの!」なんていう日は、このフランキンセンスの香りをかいでみてください。
 
心がゆったりと落ち着いてきます。
 
 
 
そしてもう一つ!風邪のひき始め!
 
のどの痛みやせき、鼻かぜなどの症状を和らげてくれます。
 
吸入するもよし、お部屋に香らせるもよし!
 
あとはゆっくり休んでくださいね。
 
 
 

特徴・歴史

 
 
中東原産の高木で、樹皮にキズを入れると黄色い樹脂がしみ出てきます。これを蒸留したものが精油となります。和名は乳香ですが、オリバナム(olibanum)とも呼ばれています。
紀元前から寺院や儀式の時に焚かれており、現在でも広く使われています。旧約聖書ではキリスト誕生を祝う品として、フランキンセンス、ミルラ、金が捧げられたと記されています。この宗教的な儀式を思わせる香りは、不安を鎮めるのに効果的です。また肌への効果もよく知られており、しみやたるみの改善に役立ちます。さらに香水の保留剤として使用されています。

 
 
 

植物について

 
 
【英名】 Frankincense
 
【学名】 Boswellia carterii
 
【科名】 カンラン科
 
【種類】 木本
 
【主な産地】 エチオピア、イラン、レバノン、ソマリアなど

 
 
 

香りについて

 
 
【香りの特徴】 お香のようなウッディーでスモーキーな香り
 
【ノート】 ベース
 
【香りの強さ】 中

 
 
 

エッセンシャルオイルについて

 
 
【抽出部位】 樹脂
 
【抽出方法】 水蒸気蒸留法
 
【主な含有成分】 
αピネン、パラシメン(以上はモノテルペン炭化水素類)、カジネン(セスキテルペン炭化水素類)、αグルジュネン(セスキテルペン炭化水素類)など
 
【主な作用】 
鎮静、強壮、子宮強壮、駆風、去痰、細胞成長促進、消化促進、収れん、消毒、抗菌、抗うつなど
 
【おすすめのブレンド】
オレンジ、グレープフルーツ、サンダルウッド、バジル、ジャスミン、ゼラニウムなど
 
【使用方法】芳香浴、アロマバス、バスオイル、スキンケア、ハンドクリームなど

 
 
 

主な働き

 
 
【心への働き】 
*呼吸を落ち着かせ平常心に戻してくれる
*心を慰め不安をやわらげる
*出産時の不安や、産後のうつを和らげる
 
【体への働き】 
*咳、気管支の炎症、痰などをしずめる
*胃の不快感を和らげ消化を助ける
 
【肌への働き】 
*老化した肌を活性化させ、新しい細胞の成長を促す
*しわやたるみを改善させる
*皮脂のバランスを整える

 
 
 

注意する事

 
 
*精油全般における使用上の注意事項を守ること。
 
 
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