カーネーション / フローラル系

 
 

 
 
カーネーションといえば母の日ですね。赤いカーネーションの花ことばは「母への愛」だそうです。
 
カーネーションの濃厚な甘い香りは香水などに使われてます
 
しかしカーネーションのエッセンシャルオイル(精油)は花から採れる量がとても少なく、とても貴重で高価なので、日本ではあまり流通していません。
 
 
カーネーションのエッセンシャルオイルにはシトロネラールが含まれており、虫よけ効果があるといわれてます。しかし高価なオイルをわざわざ虫よけに使うのはかなりもったいないと思いますが・・・、
 
さらに皮膚への刺激が強いので、お肌には使わないでください。
 
 
カーネーションのエッセンシャルオイルはまだまだわからない部分が多く、お部屋を香らせるだけにしておくのがベストかもしれません。

 
 
 

特徴・歴史

 
 
カーネーションはヨーロッパ、西アジア原産の植物で、初夏にグローブのような香りの花を咲かせることから「グローブピンク」とも呼ばれています。また日本では香りがとても良いことから「麝香撫子(じゃこうなでしこ)」とも呼ばれています。もともとカーネーションという名前はイギリスの戴冠式(コロネーション)の時にこの花を飾ったことに由来するといわれています。
カーネーションの精油はとても貴重で、採油率が0.02~0.03%ととても低く、非常に高価なため日本ではあまり出回っていません。

 
 
 

植物について

 
 
【英名】 Carnation
 
【学名】 Dianthus caryophyllus
 
【科名】 ナデシコ科
 
【種類】 草本
 
【主な産地】 ヨーロッパ、西アジア、アメリカなど

 
 
 

香りについて

 
 
【香りの特徴】 濃厚でスパイシーさのある甘い香り
 
【ノート】 ミドル
 
【香りの強さ】 中~強 

 
 
 

エッシェンシャルオイルについて

 
 
【抽出部位】 花
 
【抽出方法】 溶剤抽出法(アブソリュート)
 
【主な含有成分】 
ベンジルベンゾエート(エステル類)、ペンタコセン(炭化水素類)、オイゲノール(フェノール類)、シトロネラール(アルデヒド類)など
 
【主な作用】 
抗ウイルス、強壮、免疫向上など
 
【おすすめのブレンド】
オレンジ、ゼラニウム、ベルガモット、ラベンダーなど
 
【使用方法】
芳香浴、虫よけなど

 
 
 

主な働き

 
 
【心への働き】 
*ストレスを取り除き気分をすっきりさせてくれる
 
【体への働き】 
*胃の不快感や消化不良をやわらげる
          
【肌への働き】 

 
 
 

注意する事

 
 
*刺激が強いため、使用量には十分注意が必要です。
*肌に直接使用しないようにしましょう。
 
 
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